気付けば一周年

最近さぼりすぎですけど。

銀盤4巻。
本編前のフィギュアスケートの基礎知識から笑わせてくれ、プロローグから全開のスケーティング描写はさすがの一言。一人称でつづられる心理描写は健在。
ヨーコは既刊で年齢のわりに大人びた風貌だったけど、やはり年相応な悩みを抱えた子。偉大な姉との比較、ライバルとの実力差、秀悟への思い。そんな様々な悩みや挫折から救い出してくれたのはやはりタズサ。シスター・アット・ザ・ゴールドの姉妹愛は名シーンですねえ。桜野姉妹の暗黒時代が拝める日もそう遠くなさそうです。
高島邸10月騒動は実はこれまでで最大のピンチなのではw
この分だと、海原さんは氷上のスポーツならなんでも書けるんじゃないかな。案外、銀盤のあとにギロチンシューター美鷺玲子をやるんじゃ?
評価:★★★★★